ご存知の方も多いかと思いますが、「楽天」の社内言語は「英語」となり、「ユニクロ」の社内会議も「英語」、これを火種にこれからますますこのような動きが出てくることに間違いありません。そのような中で「就職氷河期」という動かざる現実もあります。大学生が希望の進路はおろか、エントリーすらできない、幸い面接を受けられても何十社も断られ・・・という時代です。
大学も様々な方策を考え、一年間海外留学を必修としている大学、また、外国人を常駐させ英語でしか話してはいけない部屋を作った大学、講義は英語のみという学部・・・確かに、英語を使える人材を求める企業への就職に有利となるのは事実です。実際、就職フォーラムに留学経験者を集めたブースで、外国人が説明し、質疑応答をしています。何年も英語圏で生活した人はいいのですが、1年ぐらいではよほどの努力をしなければ太刀打ちできません。
年々、帰国子女は増えますが、日本では海外に目を向ける若者が減少しています。例えばアメリカの大学への留学者数は世界全体で過去最高の69万人と増加しているのに比べ、1990年代半ばに1位を独占していた日本が第6位の約2万4800人 (日本の大学生数の0.98%、前年比15.1%ダウン)とどんどん減少しています。韓国人学生は約7万5000人(韓国の大学生数の2.4%,前年比4%ダウン)、中国人学生が約12万8000人(前年比29.9%アップ)と急激な増加をしているのには驚きですし、日本がアジア勢の中で取り残されている印象は否めません。将来の日本を背負って行く子ども達に今必要なものは何でしょうか。 |